IT関連で色々試行錯誤してみました

SEとして色々試行錯誤した結果を載せて分かったことを情報公開してます。

使用したPCの紹介④ 検証機の作成

第3回では2代目の自作PCについて紹介しました。

最後となる第4回は検証機について紹介します。

検証機の利用目的

私の仕事はインフラSEで、いろんなOSに触れる機会が多いです。WindowsLinuxなどのユーザ向けのものはもちろん、ストレージ機器の内部OSを触ることもあります。
そんなとき漠然と「自前で検証環境があると遊べて良いな」と思っていました。
それが

つまり「色々なOSで触って遊び、できれば学ぶ」というのが検証機の利用目的です。

なお、今となってはクラウド環境を整ってきているので、自前でわざわざ用意する必要があったのかなとは思っています。

どんな検証機にするか?

色々なOSを触るとなると、OS分の機器を購入することになります。しかしそれではコストがあまりにも高くなってしまいます。
そこで仮想環境を作り、検証は仮想マシン上で行う形にしました。仮想環境にすることで1つの機器で賄うことができるので、コストは低く抑えられます。
仮想環境で実現するにはいくつか方法がありますが、今回はVMware ESXiを使用することにしました。

求めるスペックですが、まずは可能な限り小さくすることでした。拡張カードを付けることはないと考えていたため、邪魔にならないサイズにしようと考えました。
他に重視したのはメモリです。仮想マシンを同時に複数起動させる場合があるので、メモリは多めにしました。

なぜ専用の検証機を作るのか?

ここまでの話を聞くと「VMware Workstation Player を使えば機器を購入しなくて済むのでは?」と思う方がいるかと思います。たしかにその通りなのですが、私としては以下の理由から検証機を作ることにしました。

  1. 仕事で使用しているものと同等の環境にしたい
  2. ESXi 自体の検証もしたい
  3. Webサーバのような常時稼働するサーバを建てるかもしれない

専用にした大きな理由は1.です。仕事で使用している環境に近いことで、仕事にフィードバックできると考えました。2.については例えばESXiのアップデートやパッチ適用を行いたいと考えました。

検証機の構成

検証機の構成は以下の通りです。

OS VMware ESXi Hypervisor 6.5
ベアボーンキット Shuttle XPC ベアボーン DS81
CPU Intel CPU Core-i3-4160 LGA1150
(3.60GHz, 2コア, 54W)
メモリ 16GB (DDR3 SDRAM 1600MHz SO-DIMM)
ストレージ 2GB microSD(Transend製)
1TB HDD(2.5インチ 東芝製)

OS

OSにはVMware社からリリースされている VMware ESXi Hypervisor 6.5 を使用しています。
通常、VMware ESXi はVMware vSphereに含まれていて有償なのですが、 VMware ESXi Hypervisor は無償で利用できます。また評価版と違い、無期限で使用することが出来ます。ただし vCenter Server に登録できないなどの制限があります。

ベアボーンキット

Shuttle XPC ベアボーン  DS81

Shuttle XPC ベアボーン DS81

 

検証機を可能な限り小さくするため、ベアボーンキットを使用しました。他にも組み上げの労力を減らしたいという思いもありました。
このベアボーンキットはケース・マザーボード・電源が一体となっており、CPU・メモリ・ストレージを入れれば使用できるものです。

CPU 

 CPUはベアボーンキットの要件に収まるようなものを選択しました。今回使うベアボーンキットには「TDP 65W 以下」という制限があったため、できるだけ低TDPのCPUにしました。

メモリ

メモリについては上記にも述べた「複数の仮想マシンを同時起動する」ことを考え、16GBとしました。

ストレージ

ストレージはESXiシステム領域と仮想マシン領域を分けるようにしました。これはESXiをアップデートすることが考えられ、そのとき仮想マシンに影響が出ないようにするためです。

microSD(ESXi用ストレージ)

ESXi領域は昔購入したスマホに付いていたmicroSDを使用しました。接続は下のようなmicroSDをUSBに変換するものを使用しています。

HDD(仮想マシン用ストレージ)

仮想マシン用のストレージは2.5インチHDDにしています。容量は500GBでも良かったのですが、1TBとあまり値段が変わらなかったので1TBにしました。

現在の構成

記事を書いている時点における、私が使っている環境は下のとおりです。とは言っても前に紹介した図の使いまわしですが・・・。

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最初はノートPCがインターネットに繋がっていただけなのですが、機器が増えて今ではこんな環境になってしまいました(笑)

今後は欲しいものがないのでこの状態が続くかと思います。
ただ、自作PCで使っているパーツのいくつかが故障したら、自作PCを組み直す事になりそうです。その時は更に小さいケースに収まるようにしたいとは考えています。

 

今回は以上です。次回は検証機について紹介したいと思います。ご覧いただきありがとうございます。